焦らない練習

子供たちはどんどん新しいことに挑戦したい。

早く問題を解きたい。早く終わらせたい。一番になりたい!

こんな想いから「問題文を読まない」「問題文の読み飛ばし」をおこしがち。
プログラミングでも同じで開いた画面やテキストをチラ見だけして
憶測で動かし始めてしまいます。

よく読まずに進めるので、必ず引っかかるところが出てきます。

この時がポイント!

ここですぐ手を差し伸べてしまうと
「自分で解決する」「自分で考える」ことを放棄させてしまうことになる。
じっくり考える「焦らない練習」をします。
必要であれば、どんなにテキストが進んでいても、一番初めの単元にまで戻って考えてもらいます。

この「じっくり」は、ずっと隣にいるわけではなく、
「頑張っている姿は見てるから、急がなくていいよ」と安心感を与えること。

「焦る」のは、早くしないと認められないかもしれないという「不安」からです。

もちろん時間内に行うことは大事ですが、その前段階で、自分でやらなければ意味がありません。

この傾向は、私たち大人の責任でもあります。
ゆっくり子供たちと向き合う時間が、毎日忙しいと取りにくくなりがち。

子供が自ら考えて答えを出すのを「待つ」ことも大人の役目。

それが子供たちの「焦らない練習」にもつながります。

この思考力を鍛えることは、大学の共通テスト(旧センター試験)で求められる、思考力や表現力を身に着けることにもなります。

ロジカ式プログラミング教室 天満教室では、
・時間を区切って、自分で考え、まとめる(思考力)
・発表する(表現力)
そんな取り組みも行っています。

お忙しい毎日だと思います。
時々でいいので、子供たちが自分で決めるまで待ってあげてくださいね。

関連記事

PAGE TOP