プログラミング力(りょく)ってなんだ? 面白い条件を考える

プログラミング力(りょく)ってどんな要素があるんでしょう? ということで今回は2回目。

世の中にある便利なプログラムは必ずと言っていいほど、「条件」が工夫されています。

面白い発想や、創意工夫ができる人がプログラムを作ると、使う人にとって良いものができるということです。

そこでまず条件の説明をしておきましょう。
条件とは、「◯◯だったらAの処理、そうでなければBの処理」というような判断をすることを言います。

例えば、

自動販売機に投入された金額 > 選んだ飲み物の値段
◯ この条件が満たせていたらジュースを出す
❌ この条件を満たしていなかったら出さない

というようなことが「条件」というものです。

例えば、

電車の乗り換え検索アプリで、目的地や時間を入れると到着時間などが出てくると思います。
その中に、時間優先とか値段優先という設定がありますよね。
これが「条件」なのです。

 

 

 

お金がかかっても時間を優先するなら、このルート
時間がかかっても金額を安くしたいなら、このルート

というように検索結果を変えてくれる便利な機能です。

 

他では

レジで商品のバーコードを読み取る時にピッ!っと鳴る音。

 

 

 

 

 


実は同じ商品が2回以上連続で読み取られると、ピッ!という音が変化するのです

これは、間違って2度読み込まれてしまっていませんか?という注意をうながす素敵な機能です。

こういう機能を「フールプルーフ」というもので色々な機械に組み込まれているので探すと面白いですよ。

「何も知らない人が使っても大丈夫なように証明されているもの」「使用方法を知らない、もしくは間違った使い方をしても大事に至らないような設計」のことです
https://www.i-learning.jp/topics/column/useful/foolproof.html

他にも

電子体温計の温度表示で、
37度未満だったら緑色
37度以上だったら黄色
38度以上なら赤色
の画面表示になるようなものも「条件」を使った、便利なプログラムですね。

このように、身の回りにプログラムは溢れているので、面白い条件を探すのも勉強になりますよ。
他にはどんな条件があるのでしょうか…??
ぜひ探してみてください。

 

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